BAGWORKS

道具と材料

カバンを作る昔の道具は、単純で丈夫なものが多いです。そして、ほとんどの道具は日本製でそれも町工場で作っていました。カシメ用の鋲などは、ここ何十年と形状に変りが無く、今も現役で使っています。

材料は人の手が加わって、鞄部品となります。バッグワークスでは、サンプル作りは人の手で裁断作業をしています。革包丁は職人一人ひとりの大事な道具です。鞄部品を立体的なバッグに組み合わせるミシンは、鞄生産の基本行程です。ミシン縫製は、熟練度も必要ですし、根気もいります。一人前になるには10年くらいは必要だろうと思います。

豊岡市は日本一の鞄生産地で、多くの企業がそれぞれ道具や材料を研究しています。先人の積み重ねの上に私たちが、成り立っていることに感謝します。